週末起業 実践中
平気でリストラが断行されたり、大企業と呼ばれる会社でも倒産する不景気な世の中、本業だけでは不安です。不測の事態に備え週末を利用して副業にチャレンジ中。起業ネタをはじめビジネス、経済全般について語ります
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
借金をしたら信用される?(ダメ経営者その2)
「借金をしたほうが社会に信用される」
「借金はできる時にしておいたほうがよい」
「あまたも借金したほうがいいよ」


かつてこのように話していた経営者がいた。

私は、借金は極力するべきではないと思う。 成功する確率が極めて高いビジネスがあるが、資金がどうしても足らない時は借金してもいいとは思う。 どうしても運転資金が足らなくなった時は仕方がないと思う。(あくまで返すことを前提として) しかし無闇に借金はすべきではないと思う。

>借金をしたほうが社会に信用される
銀行から融資を受けて完済できれば、実績ができるので次回も借りやすくなるもは事実。 しかし信用というのはちょっと違うと思う。

>借金はできる時にしておいたほうがよい
彼にとっては信用度を高めたい、といった意味合いがあるにせよ、 借金はしないほうがいいに決まっている。

>あまたも借金したほうがいいよ
これはほんとうに余計なお世話。借金肯定派の人を完全否定するつもりはないが、 押し付けられるつもりは毛頭ない。

その経営者は本業とはまったく異業種の、飲食業界に新規参入しようとしていたのだった。 お店を出して、うまく行けばチェーン展開させるつもりだったのだ。 当時本業が少し好調で、以前から飲食業に興味があって店を出してみたかったようだ。 出店資金を銀行から借りたのでした。その時に、周囲に上記のような発言をしたのでした。

しかし本業も思いつきだけで進めてしまう部分が多分にあり、 飲食店についても十分な計画もなく、戦略もなく、「危ないな」と思ってました。 私だけでなく周囲の方々も。しかしその経営者は「絶対に成功する」と豪語していた。 具体的な戦略もなく、はっきり言って自信だけでした。

お店には調理スタッフ以外は飲食店で働いた経験のある人はいなかった。 いわば運営もサービスも素人集団であった。開店して1週間、割引目当て の客が殺到。店前に大行列ができ、スタッフはてんやわんや。あまりの多さに 料理が追いつかず、客がテーブルに案内されてから1時間以上待たされる始末。 頭にきて文句を散々言って、帰ってしまうお客さん多数。 客数見込み、客数に対する調理人の数など、飲食未経験者でもわかるような 基本的なシミュレーションさえできてなかったのでした。

割引期間が終了した後はお客はパラパラ。3ヶ月ほどして「勝負に出る!」と言って、 店内の1部を惣菜コーナーに改良。そこで、新たに借金をしたのでした。

しかし1年経って、微妙に黒字だった月が2回あっただけで、残りは赤字。 結局1年でお店は諦めてしまって、手放したのでした。残ったのは借金だけ。 ほぼ借りた金額がそのまま借金になってしまったのでした。

その後本業も不幸が重なってしまうなどして赤字に転落し、 とうとう借金は返せない状況になってしまったのでした。 融資を受けた銀行と話し合い、一時金を支払う形で和解して、残りの借金をチャラにしたのでした。 銀行とその経営者間だけの問題であればそれで話は済むのですが、そうではなく、 返せない分は市民の血税が投入されたのでした。 真面目に生活している人が、無計画な経営者を救済するのはなんとも理不尽な話しです。

借金は、していいハズはありません。するとしても計画を持って、絶対にビジネスが成功する時でなければ いけないと思います。いい加減な人間に融資した銀行側にも責任はあると思うし、とは言っても やはり元凶はその無計画な経営者であり許しがたいですね。

余談。
その経営者、出店に向けて資金集めをしている時に、私に対して 「700万の保証人になってくれませんか? 全体に返済するので心配することはありません。 なってくれれば、それとは別に月に10万振り込みます」と言ったのでした。 信用できなかったので即答で断りました。万一、お金に目がくらんで受けていたら、 今頃私は借金取りに追われていたところでした。そう考えると今でもゾっとします。

スポンサーサイト
種苗ビジネス(ガイアの夜明け8/9放送分)
今回は、種苗ビジネスにスポットを当てた放送だった。 わずか1mm程度の種が1兆円を超す産業となっているそうな。

野菜や果物は日々品種改良がおこなわれ、3年も経てばそのほとんどが新しい品種に入れ替わるそうな。 すなわち店頭で売られているキュウリやトマトも一見同じように見えて、3年後には全く別の品種となっているらしい。

種苗ビジネスに参入しようとは思わないが、流通ルートに疑問を感じたことがあったので記したいと思う。

種苗会社 → 農家 → スーパー、小売店 → 消費者

種苗会社によって品種改良された野菜や果物の種は、まずは農家に販売され、 スーパーを経て消費者の口に入るのである。どのくらい甘くなったのか、食べやすくなったのか、 と言った情報はもちろん研究改良をおこなった種苗会社が一番よく知っている。 もちろんそのことを農家に説明して、種を買ってもらっているとは思うのだが、 一般消費者はそういった情報はほとんど知らないと思う。 たまに試食のおばちゃんが「甘いですよ」と宣伝している程度で、具体的にどの点が改良されたのか、 わからない人がほとんどだ。それは「農家からスーパー」「スーパーから消費者」間の伝達が、 うまく言ってないからだと思う。

イベント会場や行楽地などで種苗会社の人らが試食のデモンストレーションをおこなってはいたが、 その品種の知名度が一気に広がるわけでもなく、反応を確かめるに過ぎないと思うし、 やはり最終的に消費者に伝わらなければ意味がないように思った。 種苗会社の接点は、現在は農家しかないそうなのだが、スーパーや消費者にも接点を持ち、彼らに改良結果を明確に説明できる ような仕組みを作れば、いい品種は正当に評価され、その分売上げを伸ばすことができ、 いまく行けばブランド種へ成長させることもできると思った。

流通の仕組みが変われば、今以上の産業に発展していくように思いました。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。